ブラックシープ・キーパー

「羊飼い」と呼ばれている異能力者たちとの戦いであったのだが、物語の舞台は札幌とかなり身近な場所であるが、あくまで「近未来の札幌」を描いている。

近未来というとSFの要素を持っているのだが、その中でも人間としての「愛」が描かれている。もっとも人物の中には人の愛を知らない冷酷さを併せ持った殺し屋だったのだが、その殺し屋の心境が変わった所の描写が何とも言えない。

近未来と言いながらも殺人描写もあるため、多少のミステリー要素が入っており、SFとミステリーの融合もあり、なおかつアクション映画にあるようなスリルの要素も入ってきており、物語の展開がまるで急流の川のように早さもあった。しかしながら、物語自体はしっかりとしているため、早い展開の中で雑になることなく、面白く一気に読むことができるほどの面白さを見出してくれる。

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