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2020年5月

うつ病休職

うつ病に悩む人は数多くおり、その病気が原因で最悪自殺をしてしまう方も少なくない。そうでなくても社会復帰がなかなかうまく行かないという方もいる。会社員として働きながら、人間関係などによるうつ病にかかってしまい、休職をするケースもあるのだが、その休職の現状などについて取り上げている。 第一章「増加するうつ病と「うつ病休職」」 年々うつ病になる方々が増えており、なおかつそれによる休職を行う方も少なくない […]

恥をかかないスピーチ力

私に限らず、日本人はスピーチが苦手とある。そもそもスピーチをする土壌はあるにはあるのだが、日本人にある過剰なまでの「恥」への意識がスピーチを鍛えるための阻害をしているように思えてならない。そのため恥を捨てる力、「知力」もとい「恥力」を持つ必要があるのだが、恥を捨てたとしてもダラダラやったり、たどたどしくやってしまうと苦手意識もさらに広がってしまう。 そこで本書である。本書はスピーチをいかにしてマス […]

闇ウェブ

いわゆる「ダークウェブ」や「ダークネット」「闇サイト」とも呼ばれている。いわゆるサイバー犯罪の温床としてもある「闇ウェブ」であるのだが、実態はどのようなもので、なおかつ取り締まりはどのようになっているのか、本書では知られざる「闇ウェブ」のことについて取り上げている。 第1章「サイバー闇市場の実態」 特に表の市場に出回ると逮捕されるようなものを扱い、世界中の「闇」と呼ばれるバイヤー・ユーザーへ販売す […]

田中角栄 最後のインタビュー

立身出世であり、なおかつ人望が厚かったが、晩年はロッキード事件で暗い影を落とした昭和の首相の中でも代表的な人物として挙げられる田中角栄。その角栄に単独でインタビューを行った記録が存在した。今からちょうど40年前にあたる1980年の12月、ブラジルの新聞の取材のためにだったが、当時の角栄は先述のロッキード事件における裁判の途中にあった。もともとは日本とブラジルの関係についての取材を行ったのだが、日本 […]

鉄道でゆく凸凹地形の旅

日本の地形は狭い国土の中でも変化に富んでおり、なおかつ交通機関を使うと、地形の違いを愉しむことができる。鉄道もその例外に漏れず、全国津々浦々の地形を愉しむことができる。そのうち「凸凹(でこぼこ)」と呼ばれるほどの地形にも特徴があり、列車に乗ってみるとどのような感覚になるのか、本書では実際に乗車してみて感じた事を取り上げている。 第1章「ひと味違う「山の地形」が望める車窓」 雄大な山々を眺められるの […]

上級国民/下級国民

昨年の4月に痛ましい事故、もとい事件があった。東京の池袋にて乗用車が暴走し、2人の尊い命が失われた死亡事件だった。その加害者は元経済産業省の技官であり、民間企業の副社長まで経験した人物であり、事件後、逮捕されなかったことやメディアでも「容疑者」ではなく、肩書きで取り上げられたことから、インターネット上にて「上級国民」が流行した。それ以前にも2015年にオリンピックエンブレムにおいても同様の言葉が使 […]

最貧困女子

「貧困」と言う言葉は2000年代後半になってから使われ出したような感覚がある。特にここ最近では「貧困○○」や「○○貧困」など何かにつけて「貧困」と叫ぶような論調の本やメディアも数多くあったことも覚えており、当ブログでもいくつか取り上げたことがある。 本書はその類いの一つとも言えるのだが、強調しておきたいのが「最貧困」という「貧困」を殊更強調している所にある。なぜ強調しているのか、それは本書で出てく […]

鋼のメンタル

私自身「豆腐メンタル」であるため、メンタルトレーニングを会得したいところである。本書の著者は「探偵!ナイトスクープ」の放送作家を経て、数多くの作品を生み出した作家であり、最近ではTwitterの発言で話題を呼んでいる。その話題を呼んでいる中ではいわゆる「炎上」といった賛否両論が巻き起こるのだが、著者自身は全く歯牙にもかけない。そこには著者のいう「鋼」のメンタルがあるのだという。 第一章「打たれ強さ […]

世界に負けない日本 国家と日本人が今なすべきこと

日本は「世界的に見て遅れている」や「グローバル社会では生き残れない」といった事を主張する論者も少なくない。もちろん今のままでは難しい。ではグローバル化の中で世界に通用する人や国家にするためにはどうしたら良いのか、本書では条件などを踏まえて提言している。 第1章「グローバル人材五大必須条件―「微笑(ほほえみ)と言い訳」だけでは世界に屈してしまう」 グローバルであるだけに、言語の壁を超える必要がある。 […]

会社人生、五十路の壁 サラリーマンの分岐点

会社勤めを行う方もいる一方で、最近では先んじて独立して会社を作ったり、あるいは個人事業主として働いている方々もいる。また会社勤めの中には好き好んで勤めている人もいれば、「生活のため」と割り切って淡々と勤めている人もいる。本書は50代という会社人生においても、おそらく終盤にさしかかったときに、どのようなキャリアを築いていくべきかを取り上げている。 第一章「「負け組」50代にならないために」 50代に […]