2022-09

国内

「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう”子どもたちの孤立

「ヤングケアラー」は前々からあるのだが、私自身初めて知ったのは5月、当ブログにて取り上げた記事が初めてである。よくよく調べてみると、2010年代あたりから実態調査はもちろん事、それに関しての支援の動きも見せている。今一度取り上げる必要がある...
エッセイ

世にも美しき数学者たちの日常

数学者の「日常」というよりも「生態(?)」を追った一冊である。大学教授はもちろんのこと、数学講師、数学に精通している人物など本当の意味で色々な数学者と会いインタビューを行っている。 数学の魅力、さらに数学研究の魅力など余すところなく綴られて...
国内

パパ活女子

先日どこかの国会議員がパパ活疑惑をかけられたのは記憶に新しい。もっとも「パパ活」自体は言葉としてここ最近できているものの、かつては「援助交際(援交)」として扱われてきた。なぜ「パパ活」と言う言葉がつくられたのかの源流は不明だが、できたばかり...
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書評

夜空に泳ぐチョコレートグラミー

本書は短編集であるが、人間としての生と死、さらには青春にいたるまでのジャンルが網羅されている。子どもの無邪気なエピソードかと思いきや重い話になってしまうこともあれば、いきなり「恋人の死」に直面するようなエピソードに至るまで、本当の意味で「網...
国内

ひきこもりのライフストーリー

「ひきこもり」自体は今も昔も変わらず取り上げられている。ネガティブに取り上げられていることも多く、子どものみならず、大人たちもまた「ひきこもり」をするようなケースも少なくない。「ひきこもり」になる要因は当事者の事情によって異なるため一概には...
書評

余命3000文字

本書は表題作を含めて、数多くの作品を収録しているショートショート集である。特に冒頭の「余命3000文字」は文字数もカウントされており、なおかつ3000文字の中で物語を見事に描かれている所に驚きがあった。また他にも「彼氏がサバ缶になった」など...
スポーツ

スポーツ観戦空間論 スタジアム/アリーナ 歓びの場所の過去・現在・未来

まだまだ回復途上にはあるのだが、コロナ禍におけるスポーツ観戦が自粛から解放され始め、有観客となり、スポーツによってであるが、声出し応援もできるようになってきた(一部のプロレスやサッカーに限り、その場合も制限がある)。私自身はスタジアムでスポ...
書評

光をえがく人

もしもあなたが気分が沈む、あるいはネガティブな状況に陥ったときに何を行うか。音楽を聴く、本を読む、飲食をするなど方法は沢山あるのだが、中にはアートに触れると言うのもまた心洗われ、ネガティブな気持ちから解放されると言う人もいる。 本書はそのよ...
国内政治

歴史秘話 外務省研修所 知られざる歩みと実態

「年度」として捉えるのであれば、2022年度も折り返し地点にあたる。特に新人になってくると、新人研修を終えて、先輩とのOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)の真っ最中であることが多い。そのためか仕事を覚えることが多く、右往左往している人も...
書評

五つの季節に探偵は

人間には感情や理性の他に、「心」がある。しかしこの「心」が厄介で、表に出てくる心境もあれば、誰にも悟られることのない心の「闇」の部分もある。その「闇」の中に、隠された「本性」がある。 その「本性」を暴かずにいられないとある探偵が16年の長い...
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