2022-10

エッセイ

こういう旅はもう二度としないだろう

コロナ禍によって長らく旅ができなかった方々は、昨今行われている「全国旅行支援」を利用して、旅をされている人もいることだろう。もっとも旅行支援のクーポンが完売している所が続出しており、旅行会社もてんてこ舞いの状況だと聞く。 かくいう私はと言う...
書評

男尊社会を生きていく昇進不安な女子たちへ

「会社」という組織の中にいると、どうしてもあるのが「肩書き」はもちろんのこと、「所属」もある。その中でも肩書きとなると「主任」「係長」「課長」「部長」…といったように、実力・年齢と会社の制度事情により異なるのだが昇進がある。もちろん昇進を喜...
ミステリー

つかまり屋

本書のタイトルを見るに、どうも囮というイメージが持たれる。しかし本書は犯人と警察との逮捕を巡る「闘い」を描いている。 その犯人は犯罪を犯す前、容疑者として「誤認逮捕」を受けたことがあり、なおかつ幼少の頃から警察を嫌い、憎んでいたのだという。...
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書評

身近な雑草たちの奇跡 道ばた、空き地、花壇の隅……気づけばそこにいる植物の生態

私はよく色々な所をウォーキングやランニングを行う。ストレス発散と言うのもあるのだが、仕事は専らデスクワークであるため、外で身体を動かしたいという感情を持っている。その感情を解放するために外にて出歩き、新しいアイデアなどを考える事として外へ出...
ミステリー

繭の季節が始まる

「繭の季節」と言うタイトル自体が、少し前の世相を見ているようでいてならなかった。一昨年の3月から始まった新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、「自粛」が次々と行われ、ステイホームまであり、巣ごもりを行っていくようになる。あたかもそれが虫におけ...
国際

わたしの心のレンズ 現場の記憶を紡ぐ

今となっては「写真」は色々な所・もので撮ることができる。専用のカメラはもちろんのこと、スマートフォンなどでも行える。しかもその写真は個人で楽しむばかりで無く、InstagramなどのSNSサイトで、友人や不特定多数の人びとと共有することがで...
書評

その果てを知らず

著者の眉村卓氏はSF小説を長らく描き続けてきた。その眉村氏の最期の一冊と言えるのが本書である。60年以上前にあるサラリーマンが小説の道を歩み出し、SF小説を描き始めた。やがてサラリーマンを続けながら作家人生を歩んでいった中で彼は何を見いだし...
日本人

戦争花嫁 ミチ――国境を越えた女の物語り

昨今もロシアとウクライナの戦争が起こっており、戦争とまではいかずとも世界各地で紛争などの争いは絶えない。また歴史の授業の中でも学んだ方も多くいるが、日本でも大東亜戦争、日清・日露戦争など数多くの戦争を経験してきた。 その中で本書で取り上げる...
書評

永遠の仮眠

本書の中身に入っていく前に、本書の著者の話を行う必要がある。著者は小説家としてのデビュー作が本書であるのだが、そもそも著者自身が昨今のJ-POPや歌謡曲などのプロデューサー、さらには作詞・作曲家、音楽評論など、音楽畑で長らく活躍を行ってきた...
哲学

楽しくはじめて、続けるための 自炊入門

私自身、大学入学と同時に独り暮らしを始め、もう18年半以上経つ。しかしながら大学生活の4年間は下宿だったため、実際に料理するなどの独り暮らしは14年半あたりになる。元々料理自体は、時間こそ取らないまでも、簡単なものをつくることが多い。野菜炒...
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