小説

書評

イノセンス

本来であれば、被害者であった主人公がいつの間にか加害者として世間から手中砲火を浴び、心を閉ざしてしまった。閉ざした先に危険なことが次々と降りかかるという救いようのない展開が続くという、鬱展開がずっと続くような一冊である。 とはいえ、そ...
書評

JKハルは異世界で娼婦になった

当ブログでは書評を中心としており、どのようなジャンルでも書評を行う事を標榜しているのだが、本書に出会ったときは思わず「は?」となってしまう思いだった。ただ、本書の帯には、 「タイトルで「え?」と思った方にこそ読んでほしい小説です。」 と...
書評

まよなかの青空

本書のタイトルをイメージすると澄み切った空の中で星々が輝いているように思えてしまう。しかし本書で描かれているのは特別列車の名前であり、本書の登場人物たちには縁ある列車である。と救列車には幸福をもたらす人物がおり、それを探し出す物語である。 ...
スポンサーリンク
書評

スタンドアップ!

本書の帯には これは現代版『ロッキー』だ! と書かれていた。ロッキーは恋人のために、自分のために闘う姿を描いているのだが、本書はむしろDVの夫から逃げて、自分で何かができる証明としてボクシングに出会い、闘うといったものであるため、本質的...
書評

お龍のいない夜

よく時代劇でも登場する、幕末の中でも印象に残る人物として挙げられるとするならば、「坂本龍馬」である。その妻の「お龍(楢崎龍・ならさきりょう)」も龍馬を主軸とした作品にはほぼ必ずといってもいいほど出てくるのだが、そのお龍を主軸とした作品は本書...
書評

電王

本書は創作ではあるのだが、実際に将棋の棋戦で「電王戦」と言うのが存在した。その始まりは2011年、故・米長邦雄永世棋聖対ボンクラーズとの戦いが始まりと鳴、その3年後には団体戦のような形で、5人の棋士がそれぞれのソフトと対戦した。その後は叡王...
書評

極限の婚約者たち

本書の表紙を見ると同性婚を描いているのかと思った。また本書の帯にはキチンと男性の主人公がいるとのことだったため、重婚かと思いきや、それでも無かった。 ではどのような婚約・結婚のエピソードかというと、2人の女性が恋愛について交錯する物語...
書評

崖っぷちパラダイス

「サバイバル」と呼ばれる状況は、いつの世も起こる。本書は女性たちのサバイバルであり、フリーランスという収入が不安定な状況であり、なおかつ独身(シングル)であり、なおかつもう40代といった、本当の意味で崖っぷちの状況である。しかしそれでもまだ...
書評

俺の残機を投下します

本書はeスポーツを主軸とした作品であり、プロゲーマーを目指すために日々研鑽している者の、結果を残すことができず、心が荒んでいった。元々家族が「いた」が、離婚し、独身に逆戻り、結果が出ずに収入も減ってしまい、ついには「事件」を起こしてしまう。...
書評

ムシカ 鎮虫譜

何とも不思議なタイトルである。本書には「虫」といった要素もあれば、ラテン語やイタリア語における「音楽」を意味する「ムジカ(Música)」という意味をなしている。その2つの要素を合わせてタイトル付けているのも面白味がある。 本書の主人...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました