国際政治

今でこそ、バイデン政権に変わっており、その中での外交は行われているが、実際にどのような外交になるかはまだ未知数と言うほかない状況にある。 アメリカでは歴代大統領によって、外交が変わってきており、本書で紹介するような他国に対しての「経済...

今日はアメリカ大統領選の本選である。ここで2021年～2024年の4年間の大統領が決まる。しかしながらこの日は一般投票であり、選挙人による投票は来月の14日で、投開票が行われ、正式に決まるのは来年の1月6日の見込みである。 現大統領で...

シルヴィオ・ベルルスコーニは首相として就任・辞任を繰り返したのだが、長きにわたって首相として政治の中枢にいた。首相もとい政治家になる以前は建設業やメディアの経営により巨万の富を得た存在であり、そこから政治家として転身した人物である。イタリア...

おそらく本書ほど現在の状況にクリティカルな一冊はないのかもしれない。本書の舞台は1990年代におけるHIV（エイズ）・結核・マラリアの感染症対策に向けて動いた「国際基金グローバルファンド」を表しているのだが、実は現在蔓延している「新型コロナ...

ルポルタージュとしてはけっこう異色のようなタイトルである。というのは「科学」の現場について、むしろ科学における現場と言うよりも、時事的な統計や政治的な背景も絡めての「科学」であること、そしてアメリカでは「科学不信」には科学の授業が苦手という...

今でこそ国家顧問・外相として政権を担っているのだが（※ミャンマーの憲法上大統領に就任することができないため）、そもそもアウンサンスーチーはどのようにして政権を担うようになったのか、その攻防を追ったのが本書である。 第一章「闘争の幕開け」 ...

本書にて取り上げている「ライシテ」とは、 「フランスにおける教会と国家の分離における原則（政教分離原則）、すなわち、国家の宗教的中立性・無宗教性および（個人の）信教の自由の保障を表わす」（Wikipediaより） という。政教分離の思想...

ドナルド・トランプの発言と動向によって世界が動いているといっても過言ではない。その動きの中にはロシアも絡んでいる。特にここ最近では「ロシアゲート（ロシア疑惑）」なるものがあり、トランプが当選したアメリカ大統領選挙におけるロシアの干渉による疑...

日本とドイツは共通点がいくつかあるのだが、その中でも本書で取り上げているのが「第二次世界大戦」の「敗者」であることに挙げられる。敗者同士の国であるのだが、戦後からの国としての姿勢は大きな変化を挙げてきたと言っても良いほど過言ではなかった。そ...