官僚との死闘七〇〇日

官僚との死闘七〇〇日 官僚との死闘七〇〇日
長谷川 幸洋

講談社  2008-07-31
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本書は小泉政権末期から安倍政権下での財務省の戦いを綴ったルポルタージュである。本書も著者自身は「戦場ルポ」という気持ちで書いた(P.1より)ように活字から財務省の既得権益を守る者たちと、それに対して懸命に闘う者たちの駆け引きが見えてくる。主人公の一人には現在東洋大学の教授である高橋洋一氏は後者にあたる。
本書の構成は以下の通りである
はじめに
第一章「安倍政権の極秘チーム」
第二章「官邸Vs.財務省」
第三章「大型補正の密謀」
第四章「人か、政策か」
第五章「公務員制度改革始動」
第六章「倒幕運動」
第七章「永田町が液状化する」
第八章「崩壊する「大蔵王朝」」
おわりに
安倍政権下での財政改革、そして渡辺行革担当大臣の公務員制度改革などが挙げられる。しかし財務官僚の反発は予想以上に強く、題目に書いてあるとおり700日の間ほとんどが既得権益を守る人たちの戦いであったことには間違いない。そこには、変革を求めずそのままで生きたい、そして既得権益を維持する勢力がうごめいている。これは政治にも国民生活にも同じことが言えるのではないだろうか。さらに考えると日本人の特性のひとつであるようにも思えてならない。

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