(株)オトバンク 上田様より献本御礼。
2011年3月11日午後2時47分、世界は大きく変わった。
地震・津波・地盤沈下により多くの命、家、財産が失われてしまった。現在でもその傷跡は深く残っているだけではなく、余震も頻発していることから余談を許さない状況である。
本書は1日でも早く復興できるように、という願いからアスコムの編集部が結集して様々なエピソードを集め心から元気にしようという願いから出版された一冊である。
全部で141ものエピソードがあるが、日本のみならず、世界各地で活躍している日本人がみた日本、そして海外の人たちからの励まし、日本に対する様々な思い、被災地のエピソードと枚挙に暇がない。
「今、私にできることは何か?」
アスコムの答えはこれだったのかもしれない。義援金や救援物資など「モノ」や「カネ」は様々な形で送られてきた。今度は何なのか。言うまでもなく「ココロ」である。
日本はまだまだやれる、私たちはあきらめない、そういった感情を呼び覚ましてくれるような一冊である。
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