なぜ世界のお金持ちの35%はユダヤ人なのか?

サンライズパブリッシング様より献本御礼。
ユダヤ人というと大富豪のイメージが強くあり、自己啓発書の中にはそれに関連する本も数多く出ているほどである。その要因とは何か、そこには「聖書」がキーポイントとしてある。「聖書」もまたかつて当ブログにて取り上げたのだが、聖書はビジネスに通ずるところがいくつも存在しているという。本書はどちらかというと自己啓発に近いのだが、聖書はビジネス書であること、そして利用することによって、自ら成長できることについて取り上げている。

第1章「聖書は宗教書ではない。日本人にとって最強のビジネス書」
聖書はビジネス書であることは以前にいくつかの本で取り上げ、なおかつ聖書をそのまま実践した男性を取り上げた本もある。本書はあくまで聖書をビジネスの舞台に転用して、どのようにして役立てていくか、その有用性を取り上げている。

第2章「なぜ日本人は自己啓発をしても成果が出ないのか?」
聖書には宗教的な側面も当然あるのだが、人間として「善く生きる」側面も存在する。中には自己啓発的な要素も散りばめられており、そのことが自己啓発書の源流であると著者は分析している。そのこともあり、巷にある自己啓発書はその源流から枝分かれてきた「派生物」となるため、なかなか成果が上がらないと分析している。

第3章「創造主を理解すると「生きがい、自身、大胆さ」が溢れる」
聖書には「創造主(神)」の存在について重点的に記されている。その創造主の存在を知ることによってどのように生きるべきかを知り、行動につなげられるという。また知るだけではなく、意識することもまた大切であると主張している。

第4章「「救世主思考」を実践すれば、ビジネスがうまくいく」
新約聖書には「救世主」なるものもある。そもそも新約聖書は「愛」を説いている部分が非常に多いのだが、その「愛」を与え、受けることによって成果を得ることができ、ビジネスもうまく行くのだという。

第5章「聖霊が宿れば、すべてが必要、必然、ベストで起こる」
スピリチュアルな内容のように見えるのだが、「魂」といった形のないところにおいて、意識をすること、そして宿すことができるようになれば、様々な面でベストになり、うまく行くのだという。

ユダヤ人というと、ユダヤ教があり、そこには「旧約聖書(ユダヤ教においては「聖書」とだけ言われている)」がバイブルとなる。そのバイブルでもってビジネスとして成功をしている方々がいるとなると聖書はまさにビジネス書であり、なおかつ自己啓発書といわれてもおかしくない。

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