ラストラン ランナー4

本書は高校生ランナーの青春を描くシリーズ「ランナー」の最終巻にあたる一冊である。最後の一冊であるだけに、本書の舞台は高校最後の大会である。しかしその大会までには不祥事が起こってしまい、ライバルとの対決ができなくなってしまった。

再戦を期待していたランナーが意気消沈してしまったのだが、それはライバル2人だけでなかった。それぞれの選手を支える周囲の方々の尽力や秘策によってついに再選の機会が得られるという物語である。

ライバルの存在は人を成長させると行った言葉があるのだが、その言葉通りに2人がシリーズを通して成長した姿がそこにあった気がしてならなかった。そしてその集大成が本書の最後にあたる5000メートル走の描写がまさに「青春」という言葉がよく似合っていた。

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