ゼロからいくらでも生み出せる! 起業1年目のお金の教科書

「起業」をするとなると必ず出てくるものの一つとして「お金」がある。そのお金にまつわる悩みは付きものだが、本書は起業したての方々に対して、お金の悩みをどう解決したらよいのかを伝授している。

第1章「お金を掛けずに起業する」
「起業」というとお金のかかるイメージが持たれる。事実起業のやり方によっては「開業資金」とあってお金がかかり、銀行などの融資を受けなければ立ち行かない方々もいるかもしれない。しかしながらやり方次第で0円で起業をすることができるというどのようにして「0円起業」をしたらよいかを取り上げている。

第2章「ゼロからお金を生み出す」
0円でも起業をすることはわかったのだが、その起業から軌道に乗ることがどうしても必要になる。そのためには売り上げをつくることが必要になるが、まずは稼げることの体験してから、いかにお金をつくっていくかの心構えを伝授している。

第3章「自信を持って価格を上げる」
売り上げを作ることができたら、今度はその売り上げから利益を確保するために売り上げを増やすことである。お客様を増やすことも一つであるのだが、今いる大事なお客様の体験をよくするために価格を引き上げることもまた手段である。横暴のように思えるのだが、お客様の満足が勝っていることであれば、自信を持て値上げをすることも一つの手段であるという。

第4章「お金をかけずに売る」
本章のタイトルを見てピンとくる人もいれば、全くピンとこない人もいるかもしれない。本章は何を意味しているのかというと、いくつもあるのだが「広告費」や「人件費」「水道光熱費」などの経費、さらにはものを売るのであればそれにかかる原材料費などの原価が挙げられる。もちろん利益を大きくするのであればそれらの「経費」を削減することも一つである。ではどのようにしてお金をかけないようにするのか、そのことについて伝授している。

第5章「チームとお金」
「起業」は多くの方々の支えによって成り立つことがほとんどである。逆に1人だけで稼ぐこともあるのだが、マンパワーを使うにしても限界がある。そのため稼ぐスピードを上げるためにはチームパワーも必要になってくる。

第6章「お金の呪縛から自由になる」
起業をしている方々であればわかる方もいるのだが、お金を受け取ることによって成り立つのだが、そのお金を受け取りにくくなると言う「マインドブロック」を持ってしまう方もいる。そのマインドブロックをどのように取り払うことはもちろんのこと、悩みの種としてあるお金の悩みをどう断ち切るのか、そのことについて取り上げている。

起業しやすい時代にあるのだが、起業できたからといって、即成功できるわけではない。むしろ失敗する事例がほとんどである。成功するための一つの考え方として売り上げや経費などの「お金」にたいしてどのように向き合うのか、考え、行動することが大切である。