星空の16進数

16進数というと、あまり聞き慣れない人もいるかもしれないのだが、コンピューターやウェブシステム、あるいはウェブデザインを行っている方々であればなじみ深い進数である。もともと「0」から「9」まである10個の数字で成り立つのが10進数とあるが、16進数は10進数の数字に加えて、アルファベットの「A」から「F」までの16個の数字を1桁にてなり立たせるものである。

特にウェブデザイナーの中では色彩を求めるためには「#XXXXXX」といった形で色彩を求められることが多々ある。使いこなしていけることによって、デザインそのものが色彩豊かになるのだが、私自身もブログを改造するにあたって色の勉強をしているが、なかなかうまくいかないのが現状としてある。

本書は高校生の年齢でありながらウェブデザイナーとして働く少女が、とある事件の依頼を行い、解決していくものであるのだが、そのプロセス、解決となった時の色彩感の豊かさは、自らウェブエンジニアを行っている経験からなし得ているのかもしれない。

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