2022-08

書評

緊急事態下の物語

「緊急事態宣言」は新型コロナウイルスの感染拡大の度合いによって出ており、これまで緊急事態宣言は4回、まん延防止等重点措置は2回発令された。第7波は発令されていないが、「BA.5対策強化宣言」が地域によって出ている。 本書はそのコロナによる緊...
国内政治

日本沈没を食い止めろ!~硬直化した政治を変えるための改革

元々「日本沈没」は1973年に小松左京が発表したSF小説であり、幾度も映画化・ドラマ化・アニメ化されるなど、来年50周年迎えるなかで様々なメディアミックスも行われている。もっとも小説自体も上下巻あわせて400万部近くの売上を果たし、日本にお...
ミステリー

情無連盟の殺人

本書では「アエルズ」と呼ぶ感情がだんだんと失う病気であるが、実際の傾向として「アレキシサイミア(alexithymia)」がある。アレキシサイミアは認知・感情などを表すのが不得意な「傾向」を示しており、論者によっては「病気」「障害」といった...
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書評

富豪作家 貧乏作家 ビジネス書作家にお金が集まる仕組み

著者の水野俊哉様より献本御礼。 私自身、ここ最近は頻度は少なくなったものの、それでも週の半分以上は書店に立ち寄る。その中でビジネス書などもよく目にするのだが、10数年前からずっと常連で書籍を出している人もいれば、ここ最近デビューしてベストセ...
ミステリー

聖女か悪女

表紙からしておどろおどろしさ全開の印象を持っているのだが、中身も負けず劣らずのおどろおどろしさだった。結婚パーティーという幸せの最中で起こった、あまりにも惨い悲劇。しかもその悲劇にはある「復讐」があった。 しかもその事件は殺人事件と監禁事件...
仕事術

わたしの言葉から世界はよくなる コピーライター式ホメ出しの技術

仕事を行っていく中で当然人と関わることが多くある。その上で会話・チャット・メールなどの「言葉」のやりとりを行うのだが、そのやりとりの中でここ最近では「褒める」ことを推奨しているメディアも多くある。その一方で「褒める」ことを根底から否定し、ダ...
時代

贄の花嫁 優しい契約結婚

明治維新において海外の文化が多数取り入れられ、独自の和洋折衷の文化を創り上げた。特に大正時代において文化・芸術を含めその風潮が強く、現在でも語り継がれる「大正ロマン(大正浪漫)」がある。もっともこの時代を背景にした作品は小説・マンガ・アニメ...
哲学

脳寿命を延ばす 認知症にならない18の方法

考えるだけで無く、行動を行う、しゃべるなど生きていく上で非常に重要な要素なのが「脳機能」であるが、加齢とともに、衰えて生きやすく、衰える度合いによっては寿命が来てしまい、認知症の引き金にもなりかねない。 そこで本書である。本書は認知症を防止...
書評

警視庁アウトサイダー

警察小説となると、よく「刑事のコンビ」というのがテンプレート化されているように見えてならない。とりわけここ最近の刑事モノの小説となると凸凹コンビで、最初の印象は最悪だった。そこからだんだんと事件を解決することにより、絆を深めるといったものが...
国内政治

日本の分断 私たちの民主主義の未来について

もっとも日本に限らず民主主義国家は様々な意見があるなどの「対立軸」は存在する。イギリスの場合は労働党と保守党、アメリカの場合は共和党と民主党といった二大政党制の様相を持っており、日本でも与野党といったところで分断し、対立軸を生み出している。...
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