小説

書評

源氏五十五帖

源氏物語と言えば不朽の名作であり、古典の中でももっとも親しまれている作品の一つである。瀬戸内寂聴をはじめ多くの方々が現代語に翻訳・解釈を行っており、ここ最近では読みやすくなっている作品にもなっている。 本来であれば源氏物語は完結してい...
書評

死刑囚メグミ

人生というのはとにかくわからない。ひょんなことから逮捕され、死刑判決を受けると言った事件に巻き込まれることもある。中には明らかな冤罪にも関わらず、犯罪としてでっち上げられ、死刑判決を受けて、再審申請を行っている件も少なくない。 しかし...
書評

友を裏切った男 あるラグビーチームの物語

「One for all, All for one.」 ラグビーの世界ではよく使われ、やがてチームプレイをはじめとしたありとあらゆる世界にて用いられる言葉となった。元々はフランスの小説である「三銃士」における英雄たちとの友情を表した言...
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書評

トランスヒューマンガンマ線バースト童話集

「童話」と言うと、非常にわかりやすく、子供でも読みやすいようにつくられ、なおかつためになるものがほとんどである。 しかしながら、本書はSFにしたものは良い。それどころか展開そのものをエキセントリックなものになっているため、「新手の短編...
書評

キキ・ホリック

とある高校の一角にあるプラントハウスにて、一人で管理する少女キキと、主人公である波留花の2人が出会ったが、 私、若宮波留花は蘇芳キキと<プラントハウス>で出会い、そしてやがては互いに求め合うようになっていった。p.14より という関係に...
書評

有島武郎――地人論の最果てへ

有島武郎(ありしまたけお)は「カインの末裔」や「或る女」など多くの作品を残した小説家である。小説家の中では学歴ではエリートであり、ハーバード大学にも進学したほどである(1年足らずで退学したが)。その有馬の生涯と、著作の傾向について取り上げた...
書評

ミライヲウム

人に触れたときにその人の未来が見えてしまうという男性は、恋愛とは無縁の生活を送ろうとしていた。ある女性と出会うまでは。その女性と付き合いだし、バッドエンディングの未来を見たときに、それを覆すべく為に動いたとき、物語は始まった。 本書は...
書評

ママ

ミステリー作品の中には色々なものがあるのだが、本書の著者はミステリー作品の中でもおぞましさを強調して出す、いわゆる「オゾミス」と呼ばれる所で描いている。冒頭でも不幸の理由でシングルマザーで子育てを行い、なおかつ生活も良くならなかった。それで...
書評

地先

人生はまるで航海のようだという人もいる。人生はまるで大地の果てを目指して歩き続ける旅のようだと言う人もいる。本書はその中でも後者を比喩しているような気がしてならない。 人生には様々な歩みがあり、なおかつ恋愛、仕事があり、そして希望や成...
書評

神奈川宿 雷屋

時代は幕末、場所は現在言う所の神奈川県横浜市神奈川区にある「神奈川宿」が舞台である。ちなみに神奈川宿は東海道五十三次における3番目の宿場であり、幕末の開国以降は外国人居留地がつくられたことにより、国際色のある宿場であった。 その神奈川...
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