11月のジュリエット

少女たちが修学旅行のために飛行機に乗ったが、その飛行機で謎のガス殺人事件が起こり、さらにハイジャックの事件に見舞われる。しかもそのハイジャックで降り立った地はアラスカ。しかも極寒の季節である時期であり、まさに「サバイバル」の要素を見せることとなった。

その「極限」と呼ばれる状態からいかにして「生き残る」のか、そして事件はどうなっていくのか、そのことについて描かれている。

ミステリーというよりもサスペンスと呼ぶに相応しい一冊と言える。日常の安心感から事件が起こり、さらにはハイジャックに狙われるという「極限」の状態の中で少女の心境の変化が印象的である。本書で込められているメッセージとして、どのような状態でも「生きる」ということの素晴らしさを伝えているような気がしてならなかった。

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