人がうごく コンテンツのつくり方

コンテンツというと当ブログもまた「コンテンツ」の一つである。コンテンツを作り、育てることが役割である一方で、認知をすることはもちろん、本書のように「人を動かす」きっかけをつくることもまた「コンテンツ」の役割である。とはいえコンテンツをつくるにしても、どのように行ったらよいのか分からない方々も多い。人を動かすコンテンツとは何か、そしてそれをどのようにつくり、広げていくのかを取り上げたのが本書である。

第1章「コンテンツをつくる」
コンテンツづくりの多くは「アイデア」で語られることが多いのだが、実際にはアイデアだけではコンテンツはつくれども「人がうごく」ことにはつながるケースが少ない。「うごかす」ためには「ただコンテンツをつくる」のではなく、「どう動かすためのコンテンツをつくるのか?」という目的を持つ必要がある。

第2章「コンテンツを広げる」
コンテンツをつくるだけでは誰でもできる。そこから広げていくためにはどうしたら良いか、そして広がり方によって、行動やトレンドの変化を起こすことはどういうことなのかを取り上げている。

第3章「テクノロジーとコンテンツ」
コンテンツづくりにしても技術革新とともにある。その技術に合わせたコンテンツづくりも大切になってくるのだが、最新のものにて常に乗ることのイメージを持たれるのだが、実際には半歩ほど遅れた方が良いとしている。

第4章「コンテンツの終わり」
コンテンツはいつまでも続くものではなく、多かれ少なかれ「終わり」が来る。その終わりに対してどのよに向き合って行くべきか、そして終わったコンテンツに対してそのような意味があるのかを考察をしている。

私自身も当ブログのようなコンテンツづくりを行っているのだが、「人がうごく」ことを念頭に置いていない。もっとも自分自身の自己満足なのかもしれないが、自分自身が読んで気づいたことを思いのままに書くと言うのが趣旨でありつつ、そこから読まれた方々が購買などの行動に移すための参考にして頂くと幸いと考えているためである。しかし人をうごかすことにフォーカスを当てることにシフトしていくためにはどうしたら良いか、その参考資料となる一冊であった。

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