小説

書評

アカガミ

本書のタイトルからしてあるものを思い出してしまうのだが、リンク先のものは無関係である。恋愛もあれば、性についてもだんだんと離れていったことは物語の本書のみならず、現実でも起こっている。そのために国が結婚・出産支援制度を提示されたのだが、それ...
書評

ショートショート・BAR

私自身書評で小説を取り上げることがあるのだが、実際に10年以上経っても小説を評することは苦手である。書評家の多くは小説を主軸としている人がほとんどであり、小説以外を得意としている人はごく限られているのかもしれない。 それはさておき、小説は苦...
書評

不惑のスクラム

本書は2016年に出版されたのだが、ラグビー熱が高い今年、ホットな一冊になると言える。その理由は言うまでもなくラグビーワールドカップが日本で行われるためである。開催地になる場所ではもうお祭りムードになっており、ラグビーワールドカップに向けた...
スポンサーリンク
書評

ワクチンX

性格はその人の体験・状況などの変化によって変わってくる。それは自分自身が触れてくることによって変わってくるのだが、人との関わりもまた変化の一つとしてあげられる。 本書はその性格的な変化を「ワクチン」と呼ばれる「薬」でもって解決していくといっ...
時代

うき世櫛

「髪は女の命」はよく言ったものである。しかしそれは今も昔も同じ事であり、江戸時代にもそういった時代があり、その女性の髪を美しくする「髪結い」といった職業もあったほど。 本書は江戸時代に「髪結い」として生きた齢15の少女が髪結いとして修行をツ...
書評

プルーフ・オブ・ヘヴン―― 脳神経外科医が見た死後の世界

本書のタイトルは直訳すると「天国の証明」である。そもそも天国は実在するのかどうかと言うのは今もなお議論の的となっており、哲学・宗教・科学など学問の垣根を越えての議論が続いており、今もなお結論が出ていない状況にある。もっとも結論の出ない議論な...
ミステリー

三世代探偵団 次の扉に棲む死神

祖母・母・娘と三世代がそろって探偵として事件の解決に導くという奇想天外なミステリーである。女性が三人とくると「女三人寄れば姦(かしま)しい」という諺を思い出す。本書でも例に漏れず、それぞれのキャラクターが立っており、何と言ってもおしゃべりで...
書評

異世界駅舎の喫茶店

ここのところ巷の書店で「異世界」といったものが溢れている。ライトノベルにしても、コミックにしても、である。もっともアニメにしても最近ではちらほら見かけるほど、ある種の「ブーム」になっているのかもしれない。 本書もそれに乗じた一冊のイメージも...
書評

ラブセメタリー

恋愛のカタチは人それぞれである。しかしながら恋愛のカタチは多様であるにしても、それに対して相容れることができない方々もいるかもしれない。本書はその中でもBL(ボーイズ・ラブ)の類に入る一冊である。 私自身はそういった小説は少数ながらも読んだ...
ミステリー

ギロチンハウス―課長 榊江梨子の逆襲

タイトルからして物騒なものである。処刑台かと思いきやある会社の「閑職」と言われる所であり、なおかつ「追い出し部屋」と呼ばれるところであるという。通称「リストラ小屋」と呼ばれており、リストラを待つのみとしている人びとが配属されるところであると...
スポンサーリンク