ちくま新書

書評

打たれ強くなるための読書術

私自身、1ヶ月に50冊以上の本を読む。実際にどのような読書術をやっているのかというと、速読であるが、色々な読書術に加えて独自のスパイスを加えている。それで色々な本を読み、それで書評を行っている。 私事はそこまでにしておき、本書は「打たれ強く...
国内

1995年

今からちょうど20年前の1995年はどのような時代なのかというと、本当の意味で「色々」あったと言える一年である。私はちょうど10歳であるので、小学4年生だったが、自分自身でも色々あった1年だったことを回想してしまう。 しかし本書は今から20...
国内

「豊かな地域」はどこがちがうのか~地域間競争の時代

「地域格差」と呼ばれて久しいが、よく言われるのが「首都圏」と「地方」との格差のことを表しているのだが、本書では「地方」と「地方」との格差を表す、「地域間競争」も同様に激化しているのだという。それはいったいどのようなものなのだろうか。 第1章...
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哲学

日本語の哲学へ

本書の著者はNHK経営委員の一人で「朝日新聞東京本社襲撃事件」を起こし、拳銃自殺を遂げた野村秋介を礼賛する発言が話題を呼んだ方の一冊である。 元々著者は哲学者であり、欧米における近代哲学を片っ端から批判しつつ、日本ならではの探求し、掘り起こ...
国内

介護入門―親の老後にいくらかかるか?

超高齢社会であると共に、介護の需要と重要性が高まってきている。しかし介護の現場は「老老介護」「介護殺人」「介護自殺」と呼ばれる程、物騒な事件が後を絶たない。介護保険についても1997年に成立・施行され、2005年に一度改正されてからはほとん...
国内

商店街再生の罠~売りたいモノから、顧客がしたいコトへ

「商店街は衰退している」という声をよく聞く。その原因には「ショッピングセンター」や「ショッピングモール」などの大型店が乱立し、商店街は衰退した、と言う声が後を絶たない。 しかし、本当にそうだろうか。 というのは、確かに衰退した商店街は存在す...
宗教

仏教の身体感覚

「仏教」と言うと、「般若心経」をはじめとした、読経を連想してしまうのだが、仏教僧の修行のように、様々な「苦行」を通して悟りを開くと言ったものもある。しかし「悟り」を開くために身体感覚は庶民にとっても「坐禅」など一部の行動でしか理解できない。...
日本人

後藤新平~大震災と帝都復興

今日9月1日は「防災の日」である。 この日になった理由は、今からちょうど90年前の今日、神奈川県相模湾を震源とした地震(大正関東地震)が起こった。後に「関東大震災」となり、約10万人もの命を失った。命だけでは無く、神奈川・東京を中心に多くの...
国内

限界集落の真実~過疎の村は消えるか?

先月21日に、山口県周南市金峰(みたけ)という集落で5人が殺害、および民家放火をおこなった事件で同じ集落に住んでいた男が逮捕された、というニュースがあった。警察の調べでは「悪いうわさを流されて頭にきた」と供述しているのだが、本書で言う「限界...
コミュニケーション

日本人はなぜ「さようなら」と別れるのか

「別れ言葉」というのがある。その「別れ言葉」のは「また会いましょう」や「お元気で」の他に、日本語には「さようなら」が存在する。「さようなら」の語源は「さらば(去らば)」という接続詞からきている。本書はその「さようなら」の成り立ちの歴史につい...
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