日本史 今日われ生きてあり―知覧特別攻撃隊員たちの軌跡 鹿児島県知覧町には「知覧特攻平和会館」がある。大東亜戦争の際に帝国海軍によってつくられた「神風特別攻撃隊」、通称「神風特攻隊」が編成された場所である。その特攻隊の隊員となり、散っていった方々がどのようなもの・ことを遺していったのか、その記録... 2019.09.10 日本史書評
国際政治 ミャンマー権力闘争 アウンサンスーチー、新政権の攻防 今でこそ国家顧問・外相として政権を担っているのだが(※ミャンマーの憲法上大統領に就任することができないため)、そもそもアウンサンスーチーはどのようにして政権を担うようになったのか、その攻防を追ったのが本書である。 第一章「闘争の幕開け」 元... 2019.09.09 国際政治書評
日本 ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活 大阪府大阪市西成区は日本最大の「ドヤ街」として有名である。中でも北部にある「あいりん地区(釜ヶ崎)」もあり、本当の意味で「様々な」人たちが住み、働いている場所である。そのドヤ街に著者が78日間生活したという記録が本書である。 第一章「ドヤ街... 2019.09.08 日本書評
時代 元禄お犬姫 犬と人間の関係は密接であるのだが、その中でも良くも悪くも有名になったのは、江戸時代、五代将軍徳川綱吉の「生類憐みの令」である。その生類憐みの令は犬に限らず、猫や魚、さらには虫などあらゆる動物に対して保護を行うと言った法令であったが、その法令... 2019.09.07 時代書評
宗教 社をもたない神々 日本には「八百万」と呼ばれるほど、沢山の神がいることが信じられている。特に神道ではそのことが色濃く信じられ、それぞれの神が祀られる神社などの「杜(もり)」が点在している。しかしながら漫画「ノラガミ」の主人公である夜ト(やと)と同じように杜を... 2019.09.06 宗教書評
書評 祈り方が9割 願いが叶う神社参り入門 ―ビジネスにも、恋愛にも、成功にも、神話の古事記・神道の神様の教え― 私の住む鎌倉には数多くの寺社があり、神社も鶴岡八幡宮をはじめ、周囲には神社が点在している。もちろん祀られている神々も様々であるため、お参りをするにも近くにあるため、手軽に行くことができる。 しかしながら神社のお参りについてはある程度のマナー... 2019.09.05 書評自己啓発
ミステリー 流星のソード 名探偵・浅見光彦vs.天才・天地龍之介 浅見光彦と天地龍之介の2人が織りなすミステリーであるが、そもそも浅見光彦シリーズは内田康夫氏が長きにわたって作られたシリーズであり、サスペンスドラマにもなったほどである。そのシリーズを内田康夫氏が財団をつくり、これからを担う作家として公認し... 2019.09.04 ミステリー書評
国内 ブラック奨学金 高校や大学などで学費が自分の力で払うことができず、奨学金にすがる方々も少なくない。かくいう私もその一人であり、ようやく完済した状況である。しかしながらその奨学金に関して、まさにかつてのサラ金やヤミ金の取り立てのような実態や受ける人の実態があ... 2019.09.03 国内書評
国内 社会学 – わたしと世間 「社会学」と言うととっつきにくいように見えて、私たちの生活に密接することが多々ある学問である。もっとも「社会現象」といった家族やコミュニティ、さらには時事的な要素に至るまで社会学的に読み解くことができるためである。もっとも「世間」や「空気」... 2019.09.02 国内書評
国内 保育の自由 ここ最近ではあまり聞かなくなったのだが、地域によっては「待機児童問題」が未だにあり、2015年から始まった「子ども・子育て支援新制度」があってもなかなか解決できない所も少なくない。その現状の中で私たちはどのように解決に向けて進めていけば良い... 2019.09.01 国内書評