2019-03

書評

異世界駅舎の喫茶店

ここのところ巷の書店で「異世界」といったものが溢れている。ライトノベルにしても、コミックにしても、である。もっともアニメにしても最近ではちらほら見かけるほど、ある種の「ブーム」になっているのかもしれない。 本書もそれに乗じた一冊のイメージも...
書評

法律・お金・経営のプロが教える 女性のための「起業の教科書」

「起業」というと高い壁のようでいて、なかなか手が出せないイメージがある。特に女性の場合は出産・育児など、仕事を中断すること、または両立が難しいことがあるのかもしれない。しかし女性ならではの「起業」の仕方もあるのも事実としてある。本書は女性と...
書評

ラブセメタリー

恋愛のカタチは人それぞれである。しかしながら恋愛のカタチは多様であるにしても、それに対して相容れることができない方々もいるかもしれない。本書はその中でもBL(ボーイズ・ラブ)の類に入る一冊である。 私自身はそういった小説は少数ながらも読んだ...
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書評

発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

日本では発酵食品が数多く、親しまれているのだが、そもそも発酵もまた「文化」の一つとして挙げられる。もっとも発酵技術はなぜつくられ、広まっていったのか。そして経済的、文化的な影響とはどこにあるのか、本書は「発酵文化人類学」という本書に出会うま...
ミステリー

ギロチンハウス―課長 榊江梨子の逆襲

タイトルからして物騒なものである。処刑台かと思いきやある会社の「閑職」と言われる所であり、なおかつ「追い出し部屋」と呼ばれるところであるという。通称「リストラ小屋」と呼ばれており、リストラを待つのみとしている人びとが配属されるところであると...
医学

コミュニティナース ―まちを元気にする“おせっかい”焼きの看護師

ナースという言葉も最近はなかなか聞かなくなった。今となっては「看護師」と呼ばれるのかもしれない。 話は変わるが、本書は患者だけでなく、その患者の住む地域を元気にするために働く看護師、いわゆる「コミュニティナース」がいかにしてできたのか、そし...
ミステリー

入れ子の水は月に轢かれ

沖縄の中心地である那覇市、その中に水上店舗通りが本書の舞台である。どこにあるのかというと那覇市牧志と世ばっる地域で、そこに流れる川として「ガープ川」があるのだが、そのほとりに店舗が軒を連ねていることからそう名付けられたのかもしれない。 その...
書評

文化が織りなす世界の装い

元々人類には「装い」と言ったものがなく、「文化」という概念ができはじめたあたりから身を守るものとして「装い」、いわゆる「衣装」ができあがった。だんだんと時代が立つにつれ、その国、地域における象徴として現れ、集団として、さらには「美意識」とし...
国内

なぜ働き続けられない?―社会と自分の力学

「働く女性」がだんだんと増えてきている。また活躍をする事もまた然りであるのだが、実際には「非正規雇用」が男女にかかわらず、増えてきているという。しかしながら未だに女性が活躍できない、また正社員でいることが難しいと呼ばれる時代に働き続けられな...
書評

戦争体験と経営者

大東亜戦争が終戦して73年を迎える。既にその戦争を知る方々はだんだんと少なくなっている様相である。話が変わり本署に移るが、日本の経済を牽引してきた経営者の多くはその戦争を体験し、苛烈な体験を通じて日本の経済を復活させたことは言うまでもない。...
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